「バルメン宣言」とは、1934年5月31日、ドイツ西部の街バルメンで採択された信仰宣言です。前年1月にナチスが政権を掌握するなか、ドイツ国内で言論の自由は奪われ始め、教会でもユダヤ人排除や民族主義が強くなります。ナチスとそれに迎合する教会内勢力への抵抗として、ドイツ国内のルター派と改革派、合同派が一致して採択したのが「バルメン宣言」です。そのバルメン宣言の第一テーゼは、「聖書においてわれわれに証しされているイエス・キリストは、われわれが聞くべき、またわれわれが生と死において信頼し服従すべき神の唯一の御言葉である」でした。
たとえどのような時代が来ても、この立つべき場に、わたしたちも互いに立ち続けていきたいと願います。「神の国はあなたがたのものである」と宣言する主と共に
「・・・また、人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである」(ルカ6:22)